最初「マイクロエース並み」と例えを出しましたが、失礼しました。新生マイクロエースの初期製品ですが、比べてみても仕上がりのレベルが違います。
アシェット・国産鉄道コレクションより「マイテ49青大将」(7・完)
最初「マイクロエース並み」と例えを出しましたが、失礼しました。新生マイクロエースの初期製品ですが、比べてみても仕上がりのレベルが違います。
ここで同じマイテ49を出して比較します。旧製品の青大将色です。
小学校卒業記念として、津田沼パルコのポストホビーで購入しました。津田沼パルコも今年閉館してしまいましたね・・・小さいころからこの淡緑色の編成に憧れました。
当時訳アリで安かったのですが、その理由は「全車バラ売り品、しかもマイテは1両オマケ」というものでして、こちらは「余った方」です。余っていて勿体ないので中古単品のスハニ、スハ、マシ、スロ×2を入手しました。またTOMIX製品の塗り替えのジャンクEF58も購入し、セットとしたところで『第2編成』として遊んでいます。
クオリティーはKATOの圧勝、と言えます。
軟質素材を用いる代わりに極限まで細くした柵は、エッチングのように細密です。一方、アシェット製は車体と同じ素材ではこのくらいが限界だったのでしょうか、ボテッとした印象です。とはいえ、マイクロエース製品と比べると同等なので、比べるのは酷かもしれません。
それよりも残念と言えるのはテールランプの位置、かなり「寄り目」に感じます。マイテ39風と考えることにします。
床下機器です。
配置的には間違っていないようです、が・・・
拡大してみます。
モールドは潰れ、配管は抜けていません。
台車部分です。
3軸のTR73台車なのですが、台車枠が抜けていないので別物のように見えます。
貫通扉側です。
実際は梯子があるようです。まぁ見えないところなのですが・・・
透明ガラスは厚くダルめの造形です。同社シリーズではアルミサッシのある電車とかだとチープさが一段と目立ちますが、こちらはそういうのは目立たず、派手な赤い内装がチラリと見えるので好印象です。