ライト基盤はLED化出来ないか、同形状の基盤を使って試してみました。LED自体も削り、2つのライトを配置するのに苦労しました。
(交換前)
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3mm砲弾型を使いこのように配置、交換してみましたが思ったような効果が出ません。
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これはライトユニットの構造上、電球の前面を表示灯、側面の光を前灯/尾灯に利用するような構造で、直進的な光が特徴のLEDですと暗くなってしまいます。また、プリズムユニット自体も効率的に光を集められるような構造ではなく、レンズ付近ではボンヤリとした光になってしまいました。
これを改善するにはプリズムユニットを廃し、チップLEDを直接レンズ裏に配置することになりますが、もともと屋根のはめ合わせが非常に良くない101系ですから隙間から光が漏れてしまうでしょう。これを改善するには更なる苦労が・・・

色々考えてみましたが・・・これはこのまま触らない方が方が良いと判断しました。同様にテープ室内灯も光漏れが多く、車輪からの集電もイマイチで効果が薄いことから見送っています。マイクロエース製品の、特に初期のものはこういう改造に対しての余裕が全くありません。LEDされている最近のものは無改造で十分な出来ですが・・・
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その代わりといっては何ですが、パンタグラフを交換することにします。畳めない、きちんとした菱形にならないというお約束的なものですが、やはりここは直したいです。

購入したのは安価なKATOのPS16Bです。
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屋根板を外し、元のパンタを外し・・・
もうボロボロにパンタグラフが崩壊しています。

純正パンタグラフは側面側2か所に爪のある構造、KATOのPS16Bは同じく側面に2か所の丸穴で押し込む構造です。
屋根板の2か所の角穴より内側に削り込み、PS16Bを差し込んで位置を確認、ゴム系接着剤で固定しました。
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装着前後のもの、奥が純正、手前が交換後のものです。
中央の架線靴がきちんと落ち込み、緩い「V」字型になります。
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パンタを上げた状態です。
純正だとここまできちんと菱形になりません。
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これでひとまず完成です。
今回は編成の適正化、モーターユニットの換装、運転台下のTNカプラー化、パンタ交換と地味な工作ばかりでよく見ないと分からないです。
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走行させてみます。動力台車は101系のものになりましたが動力ユニットは好調な103系のものですので快調な走行が持続できます。
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ライトはLED化出来なかったのは残念ですが、こうして明るく光るので良しとしましょう。
カプラーは灰色のTNカプラーあったので塗り替えて装着しました。元のよりかなり良くなりました。
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最後に、6両基本セットのケースが安く売っていたので交換しました。
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両端がクモハの純正セットとは違いますが、いちおう体裁は整ったと思います。
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その後に出たトミーテックの鉄コレ、そしてKATOの101系、マイクロエース自体も赤羽線仕様でリニューアルされて出ており、製品価値的には低いものであると言わざるを得ません。
ただ、最初の購入が2010年7月です。もう7年になるんですね。細々な改良をしたりして楽しんでいます。
子供の頃に乗った想い出の黄色い電車は部屋の中で元気に走っています。また気が付いたら手直ししていきたいと思います。
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