そんな訳で、久しぶりの対面です。
ロッド類が黒色の樹脂製で、これはトミー・ナインスケール名義で販売していた頃のものでしょう。複雑な形状ですが欠品はありません。
ボイラー周囲を水タンクで囲んでおり一回り大きく見えます。ナンバーは89、特に会社表記はありません。ライトには大まかなプラレンズが押し込まれ、フロントデッキ上とハンドレールは金属線による別部品ですが、キャブ窓にまで入り込んでいます。
見えにくいですが、煙室扉にもナンバーがありますが、「98」とあり側面と異なっています。
後ろ側からです。
密閉式キャブ、はしごやリベット表現などがきちんとされています。ステップ等の欠けもありません。なかなかこう五体満足な状態のドックサイダーは数少ないと思います。
ネジを外し、動力を確認します。
ホコリ巻き込みや摩耗もなく、とてもきれいな状態です。車輪踏面の状態からほとんど走行していないようです。
キャブ下には「BACHMANN HONG KONG」の表記があります。
モーターに直接通電、各部特に問題なさそうです。
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