中古屋を数点回ると、当時の増結セットがバラで売っていました。先頭車は台車と運転席下の連結器が破損しておりアンテナもありませんでしたが、中間車2両は状態が良さそうです。喜んで買って帰り、帰り道は浮足立っていました。
価格は当時のものとしては、安くもなく高くもなくというところです。とはいえ、バラで買えなかった当時に比べると、今はこういう選択肢があるのが嬉しいです。
増結セットからということもあり、車番も基本セットと異なります。同じでも気にしないのですけどね。
こちらが件の415系基本セットです。
昭和61年の誕生日プレゼントです。
つくば万博の翌年ですね。ということは当時乗車していた可能性があって、その流れもあったのかもしれないです。とはいえどうやっても思い出されるのはアフリカ辺りの外国館の謎の民族衣装くらいなのですが・・・
色々アップデート、LED打替えやテープLED室内灯化をしたいところですが、これは蜜連カプラー交換以外の加工は行いません、というか思いが強すぎて今は出来ないです。「当時のまま」で遊びたいのです。
KATOカプラーは余っていたものから流用しました。
2両の交換完了、これで連結できます。
真横から見るとほぼ単色なのですが、屋根上のアンテナやゴチャゴチャしたパンタ周りが近所の列車になく楽しいです。
そう、アンテナ・・・
当時しばらくして片方のアンテナを失くしてしまい、西落合まで出向いて複数個入りの小袋でパーツを購入したのでした。思えばそれがホビーセンターカトー東京への初探訪だったのかもしれません。
とにかく直って嬉しかった、そんな拠り所を昔も今も提供し続けてくれていることに感謝です。大宮のテックステーションもそうあり続けて欲しかったのですが・・・
何か当時のことがいろいろ浮かんできます。おぼろげな記憶が当時の模型で復元されていく、不思議なものですね。
遊具の上から手を振っていても良かったですね。
36年前の古い模型ですが走行に全く不安はありません。
鉄道模型って凄いなぁ、と思います。もちろんすべての会社の全ての模型がそうかといえばそんなことはありませんが、こういう時のKATO製品の存在感って抜きん出ていると感じます。
銀色の紙ケース、こちらも大事です。
破れたところは丁寧に補修します。
7両ケース入りのブックケースに、4両基本セットと2両を収納します。
ラベルを貼り替えなきゃいけませんね。同じく思いの強い「らくだ号」は別の場所に仕舞います。この辺りも別の機会に・・・
たくさんの車両は持ってはいますが、やはり子供の時の原点のものは思いが強くて感傷的になってしまいます。しかし、それをそのまま使ったり、増結したり、アップデートしたりと独自に想いを続け広げていくことができる世界なのです。だから面白い、やめられない。そんな趣味を持てて良かったと思っています。
工作の日々は、まだまだ続きます。
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