鉄道模型に復帰した1990年代半ば、生産計画の合間だったのか新品のSLがなかなか手に入らなかった時期がありました。
今でこそ中古市場での流通がありますが当時は都内に幾つか、ウィンドウズが流行る頃であり、オークションもまだまだでした。
そんな時に買ったのがマイクロエースのD51、そしてこの河合商会のB6でした。
決して安いものではありませんでしたが当時ではCタンク以来の小型機、しかも実機そのもののリアルさです。いくつかの種類から2286号機を選びました。
(理由は煙突の形とかドームの並びとか、あまり深く考えていません)
その後に鉄道模型ショウの物販コーナーで茶色の古典客車のセットでもう1両増備しました(2157号機)が、そちらは客車目的だったので部品は取り付けておらず、仕舞ったままです。
いや、違います。
本当はあの細かい部品を取り付けるのが面倒で手を付けなかった、というところでしょうか・・・
初期生産品ではありますが、その後のダイキャスト崩壊騒動に巻き込まれることもなく、たまに取り出しては貨車や客車を数両牽いて走らせています。
構造が古いのか電圧高めで結構大きな音を立ててゆっくりと走ります。昔のバックマン製品のようなキャラメルモーターからモーターの焼ける匂いが漂います(故障ではなくこういうのが当たり前)。
集電もイマイチで、ポイント上で止まることもあります・・・
そして、小型機ですが3つの動輪と1つの従輪が一直線で左右に可動しないため、ミニカーブは苦手です。車体の造形は素晴らしいだけに残念なところが多いですが、それでも憎めない存在です。
今回も久しぶりに開けてみますと・・・
色々と部品が外れております。
細かなパーツはすぐに外れたり壊れたりします。後部ライトは早々に紛失しました。
後ろ側の解放テコを支持する部品も取れて無くなり、ブランと浮いています。この金属製の解放テコが結構クセ者で毎回苦労しています。
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