まず今回の疑念のもととなった4番ポイントです。以前の検証時はパナソニック製のサーモプロテクターが付いていた古いものですが、こちらは新しいものです。
(上側写真は撮り忘れたので以前撮影した初期製品から)
P_20190722_181359-2


家には新旧5つありますが車両の脱線が多いので使っておらず、臨時的に「疑似6番ポイント」として使用するくらいです。



裏蓋はプラ地、選択/非選択が可能でネジによって行います(初期製品はジャンパピン)。ちなみに私はネジ操作をやったことはありません。
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星形ネジ(5箇所)を外します。専用ネジがなくても両端がフィットするマイナスドライバーを当て、押す力を気持ち強めにして回すと簡単に外れます。

 

前回同様ですが、内部はこのような状態、コイルをずらし、被せられた銅板をスライドさせると・・・

「UP61 UCHIYA」と書かれたサーモプロテクターが現れます。
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※検証撮影用に展開しており、以降のポイントでも行っていますが、本作業については非常にリスクがあるのでお勧めしません。



下記写真はウチヤ・サーモスタット(株)のホームページから印刷用ダウンロードした商品説明です。
キャプチャ

 

 

 

次に6番ポイントです。我が家の主流で現在のレイアウトには8本のポイントがありますが、全て6番ポイントです。

サンプルとして前回より新しいものを用意しましたが、購入したての「最新」ではありません。とはいえ、売り場に並んでいるものも見たところリニューアルの様子はありませんので、こちらで検証します。
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裏蓋はアルミプレス、両端2か所づつのアルミの爪と2つのプラスねじで構成され、ネジを外し、中央をたわませるようにすると両端の爪が外れます。昔から現在に至るまで選択/非選択のネジ設定はありません。
DSC_1699


ここで注意したいのは、4番ポイントと違いポイントコードは脱着できず、内部基盤に直でハンダされていますので、分解時、そして組み立て時にコードの配線確認をきちんと行わないと組付け不良やコード断線の恐れがあります。
DSC_1695

 

基盤をアップに撮影しました。4番ポイントより大きいのでスペースに余裕はありますが、サーモプロテクターは非搭載です。
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次に複線両渡りポイントです。

我が家では複線プレートを基としたレイアウトの際、ダイナミックな走行が行えるので多用していましたが、現在のレイアウトでは使っていません。
DSC_1700



基本的に2つづつ、合計4つのコイルを同時制御するもので、左右対称で仕組みは同じでしょうから片側だけを外します。裏蓋はアルミプレス、6番ポイント同様に選択/非選択のネジはありません。まぁこれはそういう目途を考えていないから、ということなのでしょうか?
DSC_1697


配線や基盤は中央付近に集中していますが、やはりサーモプロテクターはありません。これだけの同時駆動なので熱負担のリスクを考慮し搭載しているのでは・・・と信じておりましたが、どうやら違ったようです。

※以前に複線両渡りを1つ壊してしまったのですが、高いものなので心理的ダメージも大きいのです・・・

 

長くなるので次に続きます。

 





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