スロハユニフの工作日誌

Yahooブログ終了のため引っ越しました。

ライトユニット表裏です。これをLEDに換装します。





あいにくながらチップLEDを切らせてしまい、円筒形のカーボン抵抗を使います。まずハンダを吸い取り線で取って豆球等を外し、基盤のみにします。一部の基盤のプリントはショートする恐れがあるので切り取りました。
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そしてカーボン抵抗、LEDをハンダしていきます。大きなカーボン抵抗は全て上側に配置、LED脚はムギ球のように柔軟性がないので下側LEDは基盤下から出しています。
相変わらず汚いハンダ工作ですが、このような形になりました。
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上部導光材のうち、ヘッドライトにあたる部分にクリアーのオレンジとイエローを1:1に混合したものを筆塗りします。
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ライトケースに収めた状態です。
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これで試験点灯してみました。ヘッドサインは白色に、ヘッドライトは電球色に光りますが・・・テールライトが光りません。
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さて、早速先頭車の分解を行います。
床板を引っ張っても外れません。裏返して白色の爪(4か所)を外すと、グレーの床下機器が外れました。

これは・・・
古いタイプの構造です。車体と床板が一体化されており、分解も室内灯化も屋根板をこじ開けてから行うものです。これは苦労しそうです。
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肝心のライトの樹脂カバーは大柄で、ボンネット下から客室まで大きく陣取っています。これがまた外れない・・・

10分くらい試行錯誤した結果、(1)テールライト導光部を外し、側板を手で広げてライトケースを後ろ側に押し込む(2)ヘッドサイン導光部、ヘッドライト導光部のパーツを丁寧に外す(3)ライトケースを下側に回転させるように動かす(4)下側から引き抜く・・・ということが分かりました。今までのKATO製品でも最難関に近い構造です。
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ライトユニット基盤は豆球2灯式のものです。これをケース内の2つの穴に通して光らせています。上側がヘッドライト、下側がテールライト、ヘッドサインは両方の光源を使っています。このような構造ですので、上下共に白色LEDに交換する必要があります。ヘッドライト導光パーツは黄橙色で着色するしかないですね。
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このモデルは、宮沢模型特製品として作られ、後にKATO製品としても発売されたものです。



見分けられる違いといえば、
・ケースの品番・標記
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・先頭車の「JNR」マークがない(別売だった)
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ということですが、今となってはリニューアル品もありますし、特に気にするほどのモノではないと思います。

さて、この旧モデルのキハ81系ですが、独特の前面をとてもよく再現しており、リニューアル品と比べても特に見劣りするものではないと思っています。ただ1点を除いては・・・

それは、車体前面のヘッドサインです。本来は蛍光灯によって白色に映し出されるはずのものが、当時は豆球であったためにオレンジ色となり興醒め・・・これは初期のリニューアルされた20系客車にも言えますが、白色で目立つ場所であるが故にとても残念なことだと思います。(あとは初期の回転式ヘッドマーク式の車両なんかも同様ですね)

20系客車の方はLED基盤に交換されたパーツが出回りましたので誰でも簡単に(いや、分解等に多少の技術はいりますか)白色にグレードアップできますが、キハ81系の方はそれを望むことが出来ません。
他の車両群のLED交換も行ってきた実績をもとに、いよいよキハ81系のLED交換にチャレンジしてみたいと思います。


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